研修「とちエールと子どもの現状」

7月8日(土) コミュニティ・センターにて、「とちエールと子どもの現状について」のテーマで研修がありました。(公開講座ではなく会員対象の内部研修です)。「とちエール」とは、済生会宇都宮病院内に設置された正式名称「とちぎ性暴力被害者サポートセンター」のことです。

私たちチャイルドラインには、いろいろな相談の電話がかかってきます。その中には性についての相談もあります。私たちも、性被害の実態やその対応についても知っておく必要があると思い、性をとりまくテーマで研修を行うことも少なくありません。

実は、栃木県でも性犯罪、性暴力被害を受けた方(女性とは限らない、少数ですが男性の被害者もいるそうです)を、1か所で支援できるように”ワンストップセンター”をつくろう、という講演会があったときに、私たちチャイルドラインとちぎのメンバーも有志で参加しました。それが実現したという知らせを新聞で知ったとき、ホッとした思いがありました。

なぜ”1か所で”というのが大切なのか・・・ただでさえ傷ついているのに、もし、医療機関や警察などで何度も同じことを聴取されるのは、被害者にとってはたいへんつらいこと。1回で済ませられるならそれ越したことはない・・・という配慮のためです。

今回は、発足準備の段階から従事されている、栃木県済生会宇都宮病院地域連携課のソーシャルワーカーである荻津守さんより、このサポートセンターができるまで、そして実際にどのように活用されているか、今後の課題など貴重なお話しをうかがうことができました。ありがとうございました。(S.K)

 

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