記念誌制作の思い出

 先日の公開講演会(ネット依存から子どもを救え)で、チャイルドラインとちぎ20周年記念誌が参加者全員に配布されました。私たちの活動を知っていただく一助となれば、幸いです。

 この記念誌制作はコロナ感染拡大の影響で外出自粛の中、実際に集まっての作業は最小限にとどめ、現代文明の利器オンラインのネットワークを利用しての完成でした。表紙のイラストは、画家でもある理事長の手によるものです。

 10年ひと昔といいますが、10年前の10周年の時にも、もちろん記念誌を発行しました。この時は初めての記念誌制作ということで、大勢の記念誌スタッフが何度も事務所に集まり、ワイワイガヤガヤ、時には険悪な空気を漂わせながら喧々諤々と意見を出し合い完成した、まさに血と汗と涙の結晶でした、あ、さすがに血は流してはいませんが(笑)。その時の表紙のイラストを描いたのも理事長でした。

 そして、記念誌のところどころにカットを描いてくださった、セミプロイラストレーターの方のことを、私たちは忘れません。それは、10周年当時、私たちチャイルドラインとちぎと同じ事務所で活動していた、宇都宮子ども劇場のM.Sさんです。

 そのカットはどれもやさしいタッチで、チャイルドラインの雰囲気をよくあらわしていました。M.Sさんはすべてのカットを無償で描いてくださいました。その後、それらのカットはすべて画像データ化され、チャイルドラインとちぎのパソコンに保存されています。10年の時を経て、今回の20周年記念誌、リニューアルしたホームページの各所にも使わせていただいています。M.Sさん、本当にありがとうございます。

 チャイルドラインとちぎは多くの方の暖かい心遣いによって、支えられています。

M.Sさんのイラスト

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