忍者参上

オリオン通りに忍者が現れました!!

人混みをかき分けるように、「忍者走り」で大人忍者と子ども忍者が駆け抜けていきます。

色とりどりの忍者頭巾は、風呂敷でしょうか。

コロナ禍の蔓延防止対策で、小学生の放課後スポーツは中止になりました。

急に暇になったことで、

これまでの子どもたちの生活が想像以上に忙しかったことに気づいた人も多かったのではないでしょうか。

そんな中での「忍者修行」は、想像力を働かせて、大人も子ども真剣にあそびます。

お宝のありかを探して高いところによじ登った子には、「ダメだよ」と言わずに後ろに立ちます。

お宝の山を握りしめる大人もいます。「手加減したら子どもは楽しくない」そうです。

宇都宮子ども劇場とあそび集団アフタフバーバンの事業を遠巻きに見学しました。

なによりも道行く人の「暖かいまなざし」に癒された一日でした。

山寺さんの研修

北関東エリアZOOM研修に参加しました。元毎日新聞記者の山寺香さんを講師に、「少年事件の背景にあった虐待を貧困~川口市祖父母強殺事件から見えたこと~」についてお話を聞きました。

 一番印象に残ったのは、元少年が、大人にSOSを出そうなんて思いもよらなかった、という話。一番近い大人であるはずの母親、母親の内縁の男から虐待を受け、大人を頼るという発想がなかったのだと思う。

母からの「お金を持ってこい」との理不尽な要求を受けた結果、祖父母を殺すしかない、と思った犯行だった。

守られるべき子どもが守られていない。祖父母加害、ということで明らかになった少年の存在だが、少年が虐待の被害者になってもおかしくない状況だった。加害も被害も表裏一体。改めて感じさせられた事件であった。

ざぶんSDGs大賞展開催

「ざぶん」とは生命の源である「水」を入り口に、命の大切さ、環境・資源問題をはじめ幅広く社会全体を見渡し、様々な問題解決に自ら挑戦し行動できる人材育成を目指して2002年に創設された事業です。

小中学生から水に関わる文章を公募し、アーティストがコラボして一つの作品を作ってきました。

今回の会場でも過去作のスライドショーを流しています。

新型コロナ禍で昨年はざぶん活動は休止。今回は新しく中高校生によるSDGsの取り組み報告、またざぶん実行委員会理事長林香君が進めてきた子どもたちによる壁画プロジェクト、七色土玉プロジェクトの作品が並びました。

盲学校、聾学校の子どもたちの陶芸作品
児童養護施設ネバーランドの子どもたちにの壁画




ネバーランドさんでは、この壁画の絵をを使って、絵本「よだかの星」を作成しました。とても美しいです。

また、会場ではざぶんを引っ張ってきてくださったアーティストの西のぼるさん、市村淳一さんの原画も展示されています。これまた、うっとりするほど素晴らしい!

栃木県子ども総合科学館にて2022年2月13日(日)~2月20日(日)

10時から16時半(最終日は14時)までの開催です。

【速報!】益子陶器市情報

コロナ禍のなか始まったWEB陶器市。
4回目の今回はちょっと早めで2月19日にスタートしますよー。(2月27日まで) 
既にプレオープンになっていて閲覧は可能とか。

【益子WEB陶器市サイト】
https://toukiichi.mashiko.online/

実はリアル陶器市も開催が決定したそうです!
なんと3年ぶり!!
4月29日(金・祝)~5月8日(日)
ただ、新型コロナウィルスの感染状況により延期になる場合もあるそうです。
延期の可否は4月15日を目安に決定するとのことですので、情報をご確認ください。

【益子町観光協会サイト】
http://blog.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/index.shtml

(ハンドルネーム ちゃわん)

オンライン研修の今後は?

コロナ感染拡大の影響で、この3か月、オンラインによる研修が続いています。先週は、Zoomでの 北関東エリア研修が行われました 。

〇「少年事件の背景にあった虐待と貧困」 ~川口市祖父母強殺事件から見えたこと~

講 師:山寺香さん 元毎日新聞 厚生労働大臣指定法人いのち支える自殺対策推進センター広報担当
研修日: 2月5日(土) 10時~12時 Zoom利用(他に2回同研修の機会あり)

先月、先々月にも、以下の研修がオンラインで行われました。

〇「インターネット安全教室」

研修日:1月15日 (土) 14時~16時 Webx利用
(1月末までYoutubeでチャイルドライン向け公開限定公開)
第1部 講師:江崎孝さん 元神奈川県警本部生活安全部長 関東学院大学講師他 
第2部 講師:大久保貴世さん 一般財団法人インターネット協会主幹研究員

〇「子どもたちが希死念慮を訴えてくる背景について」

研修日:2021年 12月11日(土) 15時~17時 Zoom利用
講 師:認定NPO法人3Keys 森山誉恵さん
(他に2回同研修の機会あり)

従来の対面の研修に慣れている私たちは、それが基本だと思い込んでいるところがあると思います。

私たちチャイルドラインは、発足以来”18歳以下の子どもを対象とした電話による傾聴”という活動を続けてきました。

その中で、2018年にチャットという新しいツールによる活動を始めることになったときに、一部でかなり強い反対があったということを聞いています。ですが現在、チャットの利用は高まるばかりで、ついにチャットの開局日を増設することになりました。もちろん“とちぎ”も協力しています。そのために、チャットの受け手養成講座も予定しています。

研修のあり方についても、「やはり対面でなくてはだめ」、「オンラインでも充分」などいろいろ意見があるとは思います。それぞれに長所、短所があるでしょう。それぞれの特性を生かして実施していくのがよいと思いますし、そうなっていくのではないでしょうか。

広報誌31号が発行されました

チャイルドラインとちぎ広報誌第31号が発行されました。

広報誌は年に2回発行していいます。作成は広報部が担当しています。

今号の巻頭文では宇都宮短期大学付属中学・高等学校校長の須賀英之先生から「コロナ禍の安心感」と題して原稿をいただきました。

そして、特集は「地域とつながる子どもの居場所~「もうひとつの家アットホームきよはら」を訪ねて~」10月に施設を訪問し、コロナ禍での運営や子どもたちの様子など伺ったお話や感想を記事にしました。

「子どもの居場所」とは在宅では十分な養育が受けられない子ども、子育てが困難な親へ支援することで、子どもたちの自立を促進し虐待や貧困の連鎖を断つことを目的とする公的支援の場所です。

その他、研修報告や私たちの活動の様子が記されています。

今号の編集会議もすべてオンラインで行われました。原稿を画面上で共有しながら皆で意見を出し合いその場で編集するなんてこともコロナ禍前には考えられなかったことです。

広報誌はチャイルドラインとちぎのホームページからもご覧になれるようになりました。

こちらからどうぞ

https://www.cltochigi.org/oshirase/