今年のノーベル平和賞を、日本の「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」が受賞しました。とても喜ばしいことです。平和賞というのが、すばらしいです。
実は、日本の平和賞受賞はこれで二度目。一度目は、1974年に非核三原則を提唱した佐藤栄作元首相でした。
ロシアのウクライナ侵攻により核への危機感が高まっているこのタミングでの受賞には、なんとしてでも核を使用させない、核の悲劇を繰り返さない、という強い願いが込められていると思わずにはいられません。
日本は、世界で唯一の被爆国。「被団協」は、この悲劇が二度と繰り返されないように、1956年、広島、長崎の被爆者が中心となって、結成されました。
核兵器廃絶の実現、被爆者の救済拡大をめざし、凄惨な被爆体験を語り継ぎ、国内のみならず世界へ向けて発信してきたこと、核兵器廃絶国際キャンペーンの署名活動へ取り組みなどのほか、地道な草の根の活動が評価されたということです。
被爆者が高齢化し当時を知る人が少なくなっている中、被爆者の次の世代がこの活動に加わるようになったり、高校生平和大使が、核廃絶と平和への願いを国連に届けるために、頑張っています。中学校の修学旅行は、以前は京都・奈良でしたが、現在は平和学習のため、広島も訪れる学校が増えているそうです。
このような活動が途絶えることなく受け継がれ、一日も早く平和な世界が実現することを祈ります。
さて、今週、日没直後の西の空を通過中の「紫金山・アトラス彗星」が見ごろとのこと。金星のそばで3等級の明るさという見つけやすい条件なので、ぜひ見たい思っていたのですが、天候が悪く叶いませんでした。
一説によると(諸説あります)、この彗星の周期は8万年ということです。それが本当ならば、再びこの彗星が地球にやってくるのは8万年後。とほうもなく、気の遠くなりそうな未来です。その頃の地球は、どうなっているでしょう。どうか人類は滅亡せずに、世界に平和が訪れていますように。
(Iris)