イブ・ネッツハマー展

今月から宇都宮美術館で開催となった、イブ・ネッツハマー展に行ってきました。日本では初公開となる、スイスの現代美術の若手ホープの作品展です。

ネッツハマーは、インスタレーションを設置するために展覧会前に美術館に来ましたが、それ以前にも栃木を訪れていたそうです。

大谷石採掘場跡地

宇都宮市西部の大谷石採掘場跡地、足尾銅山跡地の地下空間に深い感銘を受けたそうです。

また、県内では竹工芸が盛んですが、今回の展示にも竹を使った作品が展示されています。それは県内の工房の協力によって作られました。

ネッツハマーは大いなる空洞に魅かれたとのこと。竹もまた、その内部に空間を保有しています。また、彼は地下に潜る映像作品も発表していますがそれは自分自身の内部に思いをはせることにつながるのではと、勝手に解釈しました。

ぎゅうぎゅう詰めな状態ではなく虚ろな広がりも重要なもの。ゆとりがないと吸収することもできない、そんなことも感じました。

美術館内の会場に至る廊下の、透明すぎて鳥や人も!ときどきぶつかるガラスにも彼のドローイングが施され、外のオルデンバーグの作品といい感じにコラボしていました。

線が見にくいですがガラスにご注目を

ロビーのインスタレーション。竹が使われています。回転するプロペラに映像が流れていますがよく映りませんでした。

回転する竹のインスタレーション

by まつりん

別れと出会いの季節にふたご座のお話

3月も半ばになりました。
高校・中学校ではもう卒業式は済み、来週はほとんどの小学校で卒業式が行われるようです。
そのあとは在校生の終業式(修了式)、そしていよいよ春休みですね。私の子ども時代は春休みでも宿題がありましたが、学年が変わるせいか、今は出さない学校が多いと聞きます。子どもたちにとってはうれしいことですね!

卒業・入学・進級・就職・引っ越しや、社会人では職場の異動などで環境の変わる人も多いことでしょう。
親しい人との別れがあったり、新しい人との出会いがあったり…そう、春は別れと出会いの季節です。

そんな別れと出会いの季節、ようやく寒さが和らいでくるこの時期に、久しぶりに夜空に目をむけてみようと思います。

晩ごはんを食べ終えたころに頭の上を見上げると、明るい星がふたつ、並んでいるのが見えるでしょう。これが星占いの星座にもなっている、ふたご座の星、カストルとポルックスです。ギリシャ神話に出てくる双子の兄がカストル、ちょっと明るいほうが弟のポルックスです。

ふたりはとても仲が良く、ふたりで様々な冒険や戦いに挑み実績をあげた英雄でした。ところがある戦いで、カストルが敵にやられて命を落としてしまったのです。残されたポルックスは、たいへん嘆き悲しみました。実は彼らは、大神ゼウスとスパルタの王妃レダの間に生まれた双子で、兄のカストルは限りある命の人間の子、弟のポルックスは神の子であったため不死身でした。

ポルックスは自分の命と引き換えにカストルを蘇らせてほしいとゼウスに願い出ましたが、それはかなえられませんでした 。
そこでふたりの永遠の別れを不憫に思ったゼウスは、ふたりを天に上げて星座にし、1年のうち半年は一緒にいられるようにしてあげた、というお話がギリシャ神話に伝えられています。
(ものすごく簡単に説明すると、ふたご座は寒い時期に見える星座で、暑い時期には見ることができないから。)

今は距離的には離れても、LINEやメールでいつでも連絡の取れる世の中になっています。とはいえ、親しい人とリアルに会えなくなるのは寂しいものですよね。せっかくのSNSなのですから、間違った使い方ではなく、安全に有効活用したいものだなあ、と、なぜがふたご座を見上げながら思います。今はこんな時代なのですね。

(Iris)

不登校の子どもたち

昨日、定期総会後にNPO法人キーデザイン代表理事の土橋雄平さんを講師にお招きして研修を行いました。

キーデザインさんは不登校の子どもたちの支援、そしてその親たちへの相談支援、居場所や親の会の情報を掲載するサイトの運営など不登校に特化した活動は多岐にわたります。

チャイルドラインにも不登校や、学校に行きたくないという子どもたちの声が届きます。

土橋さんの子どもたちへの向き合い方や、お話しされた「私たちは港、いつでもそこにある休憩所で燃料補給、情報共有ができる場所。」これは子どもにかかわる大人として、チャイルドラインにも通じることだと感じました。