感染症にご注意を

このところ、まさに秋晴れという言葉がピッタリの、気持ちの良い晴天が続いています。それだけで、なぜがうれしい気分になります。

ですが、コロナ、インフルエンザそしてヘルパンギーナにプール熱。ようやく半年前にコロナによる行動制限が解除になったというのに、なぜ今こんなに感染症が流行するのでしょう。

原因は、コロナ禍では感染対策が徹底されていたため人間の免疫力が低下してしまい、その結果感染しやすくなったためと言われています。
その影響で、学校では学級閉鎖が増加しているようです。

一番つらいのは、もちろん感染した本人です。ですが、家族もたいへんです。
たとえば、学校や保育園、幼稚園などで具合が悪くなると、すぐに保護者に連絡がいき、保護者が迎えにいくことになります。今はお母さんも働いている家庭が多く、パートさんだと休んだ分時給が減ってしまいます。近くに祖父母など頼れる人がいればよいのですが、ワンオペ育児やシクグルマザーの方も少なくありません。

不幸にして、「あなたのせいで仕事を休むことになってしまった」「こっちも疲れているのに余計な手間をかけさせて」と、病気になった子どもに八つ当たりするお母さんの話を聞くこともあります。お母さんも苦労されているのでしょう。でも。子どもにとってつらいときに一番そばにいてほしいのは、「お母さん」ではないでしょうか。

苦しんでいる子どもに余計つらい思いをさせないように、お母さんが安心して子どものお世話ができるような社会の仕組み、福祉が実現できないものでしょうか。いつの世の中でも真っ先にしわ寄せがくるのが、弱い立場の子ども(と、お年寄り)だと思います。早く誰もが安心して暮らせる世の中に、なってほしいものです。

そして基本的なこと。感染を防ぐためには予防注射という手段もありますが、誰にでもすぐに取り組める予防法は、うがい、手洗いに尽きるといわれています。

今年も残すところあと1か月です。楽しい冬休みを迎えられるように、皆さま、感染症にご注意を!

(Iris)

ふれあいフェスティバル

11月12日 日曜日、とちぎ県青少年センターでふれあいフェイバルが4年ぶりに開催されました。

私たちはプラバンづくりコーナーを担当。

たくさんの子どもたちがプラバンコーナーに遊びに来てくれました。

プラバンに自由に絵を描く子もいれば、同じキャラクターを写し描いても色に凝ってみたり皆さまざま。

100枚ほど用意したプラバンもフェスティバルの終了1時間前に終了してしまうほどの大盛況でした。

(イチゴ)

出流原弁天池の紅葉

ちょっと訂正です。

前回の記事で、出流原弁天池は今が紅葉のようなことを書いてしまいましたが、佐野市観光協会によると、

紅葉の見ごろは今月末

だそうです。詳しくは佐野市観光協会のHPをご覧になってください。
失礼いたしました。

(Iris)

出流原弁天池

久々の栃木県情報です。

栃木県西部の佐野市(佐野ラーメンやイモフライ、アウトレット、ご当地キャラクター“さのまる”で有名なところ)に、1985年に日本名水百選にも選ばれた出流原(いずるはら)弁天池があります。

隣接して、水の神・子守りの神である涌釜神社、少し登ったところに愛嬌福財、技芸学問の神、磯山弁財天があります。

こじんまりとした、あまり知られていないところですが、気候が良ければ周囲の散策路を歩くのも気持ちがよいです。時おり響く鐘の音を聞きながら、のんびりと透明度の高い湧水池を眺めると、心が洗われる思いです。

この湧水を利用して製造されるお豆腐やゆばは、美味しいと評判です。湧水で育てた鱒釣りができるフィッシングパーク(釣り堀)、温泉もあります。

※この写真は半月前のもの。今は紅葉が美しい頃だと思います。 Iris

あまえ子育て

先日、甘えと間主観性研究会の講演に行ってきました。

小児科医の澤田敬さんの話で、子どもの「あまえ」とは、子どもが自発的に寄ってくるもので、養育者に誘導された子どもの言動はあまえではない、とありました。

つまり、養育者が引き寄せて、子どもを抱っこするのはあまえではない、ということです。

今まで、同一視していたので、非常に新鮮なお話しでした。

こどもの要望に、ピッタリと合った応答の繰り返しが、安定した心に育つ、ということみたいです。

大人の欲求が強くでてしまう子育て。澤田先生のお話しは、沢山の情報でいっぱいいっぱいのママパパに聞かせてあげたいお話しでした。

(ハンドルネーム きりさん)

デイヴィッド・ホックニー展

東京都現代美術展で開催中のデイヴィッド・ホックニー展に行ってまいりました。イギリスにうまれ、60年にわたって絵画、写真、舞台芸術など様々な分野で活躍してきたホックニー。現在においても世界で最も人気のある作家のひとりです。私も若いころから大好きでした。日本での大型個展は27年ぶりです。現在86歳、フランス在住です。

ホモセクシュアルなイメージもあるアメリカ西海岸の情景を描いた作品群がやはり彼の代表作として思い浮かびます。始めてホックニーの作品に出合った時、自分も若かったし、強い印象を受けました。そして、常に新しい世界にチャレンジし続ける彼に今もエンパワーされています。

会場は会期終了も迫っているせいか、大混雑。ミュージアムショップも長蛇の列でした。

会場内で、現在のホックニーがインタビューに答える動画が流されていました 。
「若い方にメッセージを」・・とインタビュアーに求められ、ホックニーは

「ありのままのあなたでいなさい、それが伝えたい唯一のメッセージです」と答えていました。そして、「自分の好きなことを見つけてください」と続けました。「自分がなすべきことを楽しめば、より幸せで悪くない人生を送ることができます」と。なんて素敵なメッセージ!

この日は、清澄白河駅から美術館まで歩いてみました。通りはハロウィーンも近かったせいか、子どもたちが作った不思議なモンスターに彩られていました。とても気持ちのいい秋の一日でした。

ハンドルネーム まつりん