ブログ担当よりご挨拶

今年一年このブログにご訪問くださった全国の皆さま、ありがとうございました。

このブログが、私たちチャイルドラインとちぎのことを知っていただくきっかけになれば、とてもうれしいです。

どうぞ良い年をお迎えください。(*^_^*)

こどもの声をきく

今年もあと数日で終わりです。

チャイルドラインに関わるようになり、2年が経ちました。時間的、距離的問題があり、なかなか受け手に入ることができません。

そんな中、今年心境の変化があったのでお伝えします。

普段でも初対面の人が苦手で、大人にも子どもにも緊張してしまいます。でも、チャイルドラインにかけてくれる子どもは、匿名の相手にも関わらず、心の内を話してくれます。

受け手の帰り道、車の中で突如思ったのです。こどもの声を聴く、話を聞くのって楽しいな、と。真面目な悩みごとなのに、楽しい、というのは不謹慎かもしれませんが。

ご縁があって、繋がった電話。話を聞くことしかできないけど、少し気持ちが晴れたかしら、今夜はよく眠れるかしら、と思いを馳せます。

そう感じた時、初めてチャイルドラインが、私にとっても居場所になったんだな、と思いました。

来年は、今年より多くの子どもと繋がれることを祈ってます。どうぞ宜しくお願いします。

(ハンドルネーム きりさん)

ざぶんSDGs大賞展2023

今年もざぶんSDGs大賞展が栃木県子ども総合科学館で開催されました。水や命の関する子どもたちの作文にアーティストがコラボして作品を作るざぶんプロジェクトでしたが、そこにSDGsに特化した取り組みに関する賞を加え、昨年よりざぶんSDGs大賞展として新たにスタートしました。

会場には中学生たちがかかわって作り上げた大型像も展示されています。

姿川の龍。来年の干支の龍に今年の兎が寄り添っています。
疫病息災のキブナ

子どもたちの瑞々しい受賞作品に挿絵を加えた作品群です。ざぶんアーティストがレイアウトデザインを考え、さまざまな作家の絵が添えられます。新しい作品が出来上がります。

また、子どもたちの作った七色の土のお皿、壁画なども展示されました。

学校や地域団体、グループ、サークルなどで取り組んだSDGs活動の紹介です。それぞれ素晴らしい活動でしたが、厳正な審査を経て、ざぶんSDGsの賞に加え国からも環境大臣賞をはじめ様々な賞が授与されました。

自分たちでできることを考え発展させている子どもたち、また彼らを支える地域の方々の活動に感激しました。

まつりん

道路清掃、廃品回収、SDGs

最近よく見かけるようになったのが、学校の活動で道路清掃している子どもたちの姿です。それは、小学生だったり、中学生だったり、高校生だったり。そういえば、昔からこういう活動はあったのに、しばらく目にすることがなかったのは、やはりコロナの影響で行動制限があったからでしょう。こういった社会貢献に取り組むのは、子どもにとってもいいことだと思います。間接的にでも、地域との接点になりますから。

地域の子供会では「廃品回収」(実施していない子供会もあるようですが)も復活したようです。不要になった新聞紙やペットボトル、古着などを回収してリサイクル、それで得たお金を子供会活動の資金源の一部にするのです。

先日、廃品回収の小学生がペットボトルを運びながら、「今、SDGsをやっているの!(私たち偉いでしょ、と得意げな感じ)」「これを集めて売ったお金で、子供会でディズニーランドに行くんだよ~」と、楽しそうに話してくれました。う~ん、そうか、この子たちにとってはこれも立派なSDGsなんだ。なんか微妙な気がしないではないですが。(^ ^;)

SDGsとは持続可能な開発目標。貧困、福祉、人権、環境、平和など世界のさまざまな問題を解決し、よりよい世界を実現するために国連が定めた世界共通の17の目標です。

学校でSDGsをどのように教えているのか、子どもたちがどの程度理解しているのかは不明ですが、こういうところからでも環境や貧困の問題に関心をもつきっかけになれば、それもひとつの手段でしょう。

本当に子供会の行事でディズニーランドに行くのかはわかりませんが、もし行ったら存分に楽しんで来てほしいと思います。その資金は、自分たちが廃品回収で体を動かして得た貴重なお金ですから。

(Iris)

子ども貧困撃退チャリティーイベント
「サンタdeラン&クリーン」
今年も開催します!

12月17日(日)
場所はオリオンスクエア

サンタになってパレードやラン、クリーン活動のほかにイベントを盛り上げるためにステージイベントもあります。

私たちは今年も石窯で焼いたピザを販売します!

詳しいイベント情報はこちらからどうぞ。

https://tochicomi.org/santa/