3月の理事会

今月も理事会をzoomで開催しました。

総会後初の理事会で新理事の2名も参加、頼もしい限りです!

日々の活動の情報共有や研修について、そして公開講演会の役割分担やコロナ対策などについても話し合いました。

特にコロナ対策については活発に意見が飛び交いました。

最後はそれぞれの近況報告で理事会を終えました。

ウクライナ支援 映画「ひまわり」上映会

ウクライナが、映画の撮影の舞台となった「ひまわり」の上映会の案内です。会場で支援金を受け付け、日本赤十字社をとおしてウクライナに寄付するとのことです。

日時:3月21日(月、祝日)午前10時、午後2時からの2回

定員:各回、先着500名

場所:日光市今市文化会館

詳しくは、下記をクリック↓

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/565624

くしくも、「ひまわり」の映画は、戦争で引き裂かれた夫婦のはなしです。

見渡す限りのひまわり畑。平和な、のどかな田園風景そのものです。早春のこの時期、ひまわりの種は、土の中で栄養を蓄えて、夏に大輪の花を咲かせるために準備しているところでしょう。ひまわりが咲き誇る時期には、どうか穏やかな日常が戻っていることを祈っています。

雨巻山

3月初旬、2、3日後に天気が崩れるという予報に、促されるように久しぶりに雨巻山に行ってみた。

雨巻山は、県南東部、茨城県との県境にある、530m程度の山である。駐車場にはトイレもあり、親切にも地図も用意されている。登山道も地元の方々の尽力でよく整備されている。

駐車場より林道を南に進み登山道に入る。この時期、山の中に、まだ花はない。木の芽の膨らみも感じられない。しかし、晴れればひざしは春である。裸木の先の空は、穏やかに湿り気をおびているに違いない。

飛行機が美しい軌跡を残して去ってゆく。足元には枯葉の中にドングリの黄緑色の頭があちこちに見える。ゆっくりと斜面を上り詰めて尾根に出れば、アップダウンを繰り返して山頂に着く。

ゆっくり歩いて2時間弱というところだろうか。山頂は南に開けているのみで360度の展望とはいかない。しかし、林間の道の果てにある明るい光に向かって歩く最後の行程は、この山の大きな魅力だと思う。それは南側のみが開けているということと無関係ではないと密かに思っている。

     (ハンドルネーム:道草)

※雨巻山へのアクセスや写真は
   〇益子町公式ホームページ
   〇栃ナビ
など、いくつかのサイトで紹介されています

心に太陽を持て

心に太陽を持て。
あらしが ふこうと、
ふぶきが こようと、
天には黒くも、
地には争いが絶えなかろうと、
いつも、心に太陽を持て。

くちびるに歌を持て、
軽く、ほがらかに。
自分のつとめ、
自分のくらしに、
よしや苦労が絶えなかろうと、
いつも、くちびるに歌を持て。

苦しんでいる人、
なやんでいる人には、
こう、はげましてやろう。
 「勇気を失うな。
  くちびるに歌を持て。
  心に太陽を持て。」
(作:ツェーザル・フライシュレン 1864-1920 ドイツ)
(訳:山本有三 1887-1974)

「心に太陽を持て」という詩は、栃木市周辺ではわりとよく知られています。

もともとは、ヘルマン・ヘッセやエーリッヒ・ケストナーの小説の訳で有名なドイツ文学者、高橋健二(1902-1998)がドイツに留学中、ドイツの家庭でこの詩が壁に掲げられているのを見て心を動かされ、日本へ持ち帰ったと言われています。日本で言えば、昭和の時代のお茶の間に飾られていた、宮沢賢治の「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」のような感じでしょうか。 

それが栃木市出身の作家で児童文学者・山本有三(代表作は路傍の石)が企画した子ども向けの読み物「日本少国民文庫」に、掲載されました。のちに、山本有三自身によって親しみやすい言葉で訳しなおされたものが、広く世の中に紹介された、という経緯があります。
その縁で栃木市では過去に、この題名の市民参加ミュージカルも上演されています。

苦境に立たされ、耐え忍び奮励努力している人に、さらに「頑張れ」というのは、よけい嫌な思いをさせてしまうでしょう。

この詩はよく、「人を励まし、勇気を与えてくれる、気持ちの持ちようの大切さをよびかけてくれる」詩と言われています。何より、力強さが伝わってきます。

そして、「どんなときでも希望を持って」「前向きに生きていれば、きっと明るい未来が拓ける」とエールを送ってくれているように感じます。

「心に太陽を持て」を座右の銘としている人も多いそうですが、頷けるのではないでしょうか。

栃木駅の構内(JR両毛線・東武鉄道日光線)に掲げられたモニュメント

2022年度定期総会

3月6日13時より、チャイルドラインとちぎの2022年度定期総会がオンライン(Zoom)により開催されました。書面評決のため必要最低限の進行で審議が行われ、すみやかに滞りなく終了しました。

引き続き理事会が行われ、新体制での理事会が発足しました。

共に生きる子どもたちを育むために

チャイルドラインとちぎ主催の公開講演会です。

講師:副島 賢和 氏

入院している子どもたちが学ぶ「院内学級」で教師を務める副島賢和さんは、赤鼻をつけた「ホスピタル・クラウン(道化師)」と呼ばれる独特のスタイルで子どもたちに寄り添ってきました。入院中という限られた時間の中で、さまざまな課題と向き合いながら、子どもたちとどのように関わってきたのか、お話を伺います。

■日 時 令和4年 4月10日(日)
14:30~16:00(14:00開場)

■会 場 とちぎ福祉プラザ 多目的ホール  (宇都宮市若草1-10-6)
■参加費 無料  ■定員 150名  
※要申込み 

申込みは下記より受付

FAX 028-614-3253
E-mail: info@cltochigi.org
ホームページ https://www.cltochigi.org/oshirase/

新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえ開催いたします。

今後の状況により開催が変更になる場合はホーページでお知らせします 。

副島賢和氏プロフィール
昭和大学大学院保健医療学研究科准教授、学校心理士スーパーバイザー。ドラマ『赤鼻のセンセイ』(日本テレビ)のモチーフとなる。