研修「とちエールと子どもの現状」

7月8日(土) コミュニティ・センターにて、「とちエールと子どもの現状について」のテーマで研修がありました。(公開講座ではなく会員対象の内部研修です)。「とちエール」とは、済生会宇都宮病院内に設置された正式名称「とちぎ性暴力被害者サポートセンター」のことです。

私たちチャイルドラインには、いろいろな相談の電話がかかってきます。その中には性についての相談もあります。私たちも、性被害の実態やその対応についても知っておく必要があると思い、性をとりまくテーマで研修を行うことも少なくありません。

実は、栃木県でも性犯罪、性暴力被害を受けた方(女性とは限らない、少数ですが男性の被害者もいるそうです)を、1か所で支援できるように”ワンストップセンター”をつくろう、という講演会があったときに、私たちチャイルドラインとちぎのメンバーも有志で参加しました。それが実現したという知らせを新聞で知ったとき、ホッとした思いがありました。

なぜ”1か所で”というのが大切なのか・・・ただでさえ傷ついているのに、もし、医療機関や警察などで何度も同じことを聴取されるのは、被害者にとってはたいへんつらいこと。1回で済ませられるならそれ越したことはない・・・という配慮のためです。

今回は、発足準備の段階から従事されている、栃木県済生会宇都宮病院地域連携課のソーシャルワーカーである荻津守さんより、このサポートセンターができるまで、そして実際にどのように活用されているか、今後の課題など貴重なお話しをうかがうことができました。ありがとうございました。(S.K)

 

フェスタmyうつのみや

5月20日(日) 毎年恒例のフェスタmyうつのみやに、今年も参加しました。ここ数年は、ずっと宇都宮城址公園が主な会場となっています。(宇都宮市民の日制定を記念したイベントです)

私たちチャイルドラインとちぎでは、「遊びの広場」の協力と模擬店で参加しました。模擬店ではくじの販売とアンケートを行いました。遊びの広場での参加証でくじが引けるというシステムです。(もちろんお金を払ってくじをひくこともできます)

五月晴れの芝生の上で、子どもたちも楽しんでくれたと思います。

また、模擬店だけでなくステージ発表の場も設けられ、多くのサークルが登壇していました。実は、チャイルドラインとちぎのメンバーもフラダンスのサークルでその晴れ姿を披露していたのですが・・・ここでご覧にいれることができなくて・・・残念です。(S.K)

第8回チャリティ・ゴルフコンペ開催

5月6日(日・祝) すっかり恒例となりましたチャイルドラインとちぎチャリティ・ゴルフコンペが、今年も新宇都宮カントリークラブで開催されました。幸い天気にも恵まれ、60余名のご参加をいただき、新緑の中でもプレイを楽しんでいただけたようです。

その後の表彰式や懇親会では、わきあいあいとした雰囲気のうちに親睦を深めていただけたと思います。この機会に、チャイルドラインへの理解を深めていただければ、幸いです。

この日のために、私たちチャイルドラインとちぎのメンバーも、企画、お誘いと募集、商品の寄付(メンバーたちが心をこめてラッピングしました)など準備をすすめ、当日、オレンジのオリジナルジャンパーでお客様をお迎えすることができました。参加者とフタッフのみなさんへ、と”レッドブル”を差し入れてくださったメンバーもいて、季節柄ありがたかったです。

また来年もこのゴルフコンペを開催できますよう、私たちも頑張ります!(S.K)

 

研修「ネットトラブルについて」

4月7日(土) 栃木県青少年センター“アミークス”にて、チャイルドラインとちぎの研修が、公開講座として行われました。今回のテーマは「ネット・トラブルについて」。講師は、全国Webカウンセリング協議会理事長の安川雅史さんでした。

安川さんからは、以前にもチャイルドラインとちぎで研修の講師をしていただいたり、他団体の講演を聴く機会がありましたが、いつもLINEやSNSでの危険性や、こそに巻き込まれた子どもがいかに大きな被害を受け、傷つけられ、ときには人生を変えられてしまうほどの被害を受けてしまうのか、ネット・トラブルの悲惨な実態を、力を込めて語られていました。そして、ネット社会の危険性やリテラシー教育の必要性を、強く訴えておられました。

公開講座のため一般の参加者も多く、最後の質問の時間には、実際に子どもがトラブルに巻き込まれたトラブルにどのように対応すればよいか、という質問も出ました。ネット・トラブルは、すぐ目の前で行われるものではないので実態が把握しづらいものですが、決して他人事ではなく、身近に起こりうることを実感しました。(S.K)