夏の全国キャンペーン

チャイルドラインは今年も夏の全国キャンペーンをします。

2023年8月22日(火)~9月4日(月) 

16:00~21:00
フリーダイヤル 0120-99-7777

チャット(この期間は毎日つながります)

チャットはここから

2023年8月22日(火)~8月28日(月

16:00~21:00
ネットでんわ
アプリから電話をかけます

「ネットでんわ」はここをタップするとアプリをダウンロードすることができます。

安心して話せるようにチャイルドラインは4つ約束します。

  • ひみつはまもるよ
  • 名前は言わなくていい
  • どんなことでも一緒に考える
  • 切りたいときには切っていい

お話したいとき、チャイルドラインに話してみてね。

本棚はスマホの中

お盆で、一人暮らしをしている息子たちが家に帰ってきた。手持ちぶたさなのか、常にスマホをいじっている。そして、その姿にイライラ。でも、母である自分もも結構みてるし、人のこといえない。

主にマンガや動画を見ているらしい。

本だったら?私は、イライラしない。マンガ本だったら?同じくイライラしない。漫画を読んでいるのは、紙でも本でも同じ。じゃあ、なんでイライラしちゃうのかな?

そうだ!スマホはプライベート過ぎて、何見ているかもわからないし、会話が広がらないんだ、と発見。

本だと、表紙をみて、SFに興味があるのね、スポーツのこの選手応援してるのね、とわかるし、会話のネタにもなる。スマホだと完全なるプライベート空間で、隣に座っていても、別空間。なんかつまんないなあ。

時事も今の流行りもよく知っている。雑学も沢山頭の中に入っている。でも、アウトプットする機会はあるのかな?アウトプットする仲間、家族すごい大事。

その頭に入っている沢山の情報をアウトプットして、さらに考えを深めてほしいな、楽しい時間を過ごしてほしいな、と母は願います。

とはいう自分も、依存気味。ノースマホデーは難しいので、まずは、ノースマホタイムからやってみようかな。

(ハンドルネーム きりさん)

萬福密寺の青鬼

鎖で縛られた青鬼の像。ご依頼により描かせていただきました

栃木県栃木市にある萬福密寺には三体の鬼の像が祀られております。真ん中の青鬼は鎖で縛られているのですが、こんな民話があるのです。

昔々ある冬の晩、お寺のそばの酒屋に大男がやってきて「酒をくれ」と大きな徳利を出しました。酒屋の主人があふれるほど酒を注いで渡すと、大男は小銭を置いて暗い夜道に消えていきました。あくる朝、主人がその小銭を確かめると木の葉に変わっていました。次の晩もその次の晩も同じことが起きたので、主人はこっそり大男の後を付けました。しかしお寺の境内で大男を見失ってしまいました。主人はお寺の住職に相談しました。そして調べてみると三鬼堂の赤鬼・青鬼・黒鬼のうち真ん中の青鬼が酒臭いのです。そこで酒屋の主人は近所の男たちの力を借り、お堂に上り青鬼を鉄の鎖で縛ってしまいました。それから、酒屋に大男が現れることはなくなりました。  (当山に伝わる下野民話)

絵を描きに行くため、お寺に伺い、ご住職からいろいろなお話をお聴きしました。歴史のあるお寺で、小中学校の生徒たちが総合学習や遠足で訪れることも多いそうです。そんな時、ご住職は寺の歴史やこの民話を聞かせて子どもたちからもいろいろ話を聴くそうです。

そしてこんな質問をしたりするとか・・「みなさんは、本当にこの鬼が動き出したと思いますか?」子どもたちは「そんなはずないよ!」と。「では、この話はどういうことなんだろうねえ?」「・・・」

本当に酒屋をだますどろぼうもいたのかもしれない。でも、青鬼さえ縛られるのをみて、泥棒は悪事を控えるようになったのかもしれない。これは昔の人の知恵の話なのかも・・と、こんな話をしたりするんですよ、とご住職は優しく話してくださりました。

寺子屋という言葉が頭に浮かびました。寺子屋は中世の寺院での学問指南が起源のようですが、江戸時代のそれは、僧侶が教育を施すわけではありません。でも、お寺は子どものみならず近隣の大人たちの信仰や知恵のよりどころでもあり、こういう場所は大切なものだなあと感じました。

チャイルドラインの活動にも通じる何かをいただきました。

なお、このお寺には私が大好きな画家、田中一村のお墓もあるのです。もちろんお参りして帰りました。・・絵がうまくなりますように。田中一村は奄美の絵が有名ですがなんと栃木の生れなのです。

まつりん

暑中お見舞い申し上げます

連日の猛暑でバテ気味の方も多いのではないでしょうか?災害級の暑さと言われていますが、このところ大きな自然災害が続いています。この先地球はどうなってしまうのだろう?人類は滅亡してしまうのか?と身の危険を考える人が増えているとか、いないとか…。自然の力は想像以上に大きいです。命と生活を守るための対策を、本気で考えないといけない時期に来ているということですね。
皆さま、どうぞご自愛ください。

チャイルドラインとちぎのツィッターでは、その即時性を生かして大きな災害や事件があったときには、お見舞いのメッセージを書き込むようにしています。併せて不安な思いをしている子どもたちの心に寄り添えるように、チャイルドラインの電話番号も明記しています。
ところが、7月初めの熊本の豪雨の時には熊本だけにおさまらず、日を追うごとに水害発生(災害)の地域が移動していき、お見舞いを書き込むタイミングを逃してしまいました。遅ればせながら被災された皆さまに、この場でお見舞いを申し上げたいと思います。

ですが、世の中、悪いことばかりではありません。良いこともあります。
新型コロナウィルス感染症が5類に移行し行動制限が解除されて、今まで止まっていた時間が動き出したかのように、あちこちで様々な行事やイベントが開催されるようになりました。うれしいことです!

たとえば、北関東の小江戸とも呼ばれる栃木市(かつての県庁所在地)では、6日(日)に栃木県誕生150年記念“蔵の街サマーフェスタ2023”が開催され、鎮魂線香花火や世界平和祈願灯ろう流し、盆踊りその他が行われます。
宇都宮市では以前このブログでも紹介した“ふるさと宮まつり”が、5日(土)-6日(日)に4年ぶりの開催となりました。こちらは私たちチャイルドラインとちぎの有志が、ボランティアで警備を担当します。
養成講座や日々の研修以外にも、これから秋にかけて私たちがかかわる行事やイベントがいくつも予定されています。

やっと本来の“チャイルドラインとちぎ”が戻ってきました。(*^-^*)v

(ハンドルネーム:Iris)