色とりどりのランドセル

新学期が始まって2週間がたちました。新一年生は、新しい環境(学校)に慣れてきたころでしょうか。

外を歩いていると、ちょうど下校途中の小学生たちに出会いました。背中には色とりどりのランドセル。女子は定番の赤の他、ピンクやパープル、オレンジ、ブルーの子。男子は、まだまだ黒が多数派のようですが、茶色や紺、深緑も子も目につきました。

通りすがりの大人でも、見ているだけで、楽しくなります!色とりどりのランドセルは、学校生活をちょっぴり楽しくしてくれるアイテムなのかもしれませんね。

私が子どものころは、ランドセルの色は、女子は赤、男子は黒と決まっていました。うちの子の時代もまだそんな感じで、入学祝いに祖父母がプレゼントしてくれたランドセルは、もちろん定番色でした。クラスに数人、定番色以外のランドセルを使う子がいたようですが、かえって目立ってしまったようでした。

色とりどりのランドセル、私だったら何色を選ぶかというと、私はベージュやオフホワイトがいいです。なぜなら、どの学年でも似合いそうだから。1年生でパープルやブルーはちょっと地味?かも。でも6年生で赤は、逆に子どもっぽいと感じるから。でも、これって完全に大人の感性ですよね。大人だから、小学生時代を振り返ってこう思えるのでしょうね。

今は、ランドセルだけでなく、家庭科で使う裁縫箱や書道セットも複数の色やデザインの選択肢があります。良い時代になったなあと思います。
子どもたちには、「これが好き」という気持ちを大切にしてほしいと思います。そして、ひとりひとりが尊重され、個性が大切にされる社会になってほしいと思います。集団生活ではなかなか難しいことはわかっていますが、それが、誰もが暮らしやすい社会への第一歩になるのではないか、と思います。

さて、一年生は、交通安全の黄色いカバーをランドセルにつけることを推奨されているとのこと。一年生に限らず、みんなが楽しく安全に学校生活をおくれますように。v(^_^)

(ハンドルネーム Iris)

発達障害啓発週間

毎年4月2日は国連の定めた世界自閉症啓発デー。

そして日本では毎年4月2日~4月8日を発達障害啓発週間と定めています。

この時期は自閉症のシンボルカラーのブルー(「癒やし」や「希望」などを表しているそうです)で東京タワーをはじめとして全国各地でライトアップ、栃木県内では栃木県庁昭和館、宇都宮市役所などもライトアップされていますよ。

セサミストリートのキャラクター、ジュリアも自閉症の特性がある女の子といわれていて、気になりセサミストリートのホームページをみてみたら…

自閉症についてのいろいろな記事があったり、お話が見られたりと見入ってしまいました。

誰もが暮らしやすい社会になれば良いなと毎年思うこの時期です。

栃木県庁昭和館ライトアップきれいでした

(ハンドルネーム・イチゴ)

春ですね

春は別れと出会いの季節ですね。

私の周辺は、特に進学する人がいる訳ではありませんが、それでも心がざわつきます。

進学して、新しい学校、友達との出会い。ワクワクすると共に心細い気持ちがするかもしれません。

今は大人となったチャイルドラインの大人たちも、みんなその不安な気持ちを抱えて、新しい環境に入ってきました。

大丈夫、きっと大丈夫。

それでも不安になったら、心がモヤモヤしたら、どうぞチャイルドラインにかけてきてね。

待ってます。

ハンドルネーム きりさん

イブ・ネッツハマー展

今月から宇都宮美術館で開催となった、イブ・ネッツハマー展に行ってきました。日本では初公開となる、スイスの現代美術の若手ホープの作品展です。

ネッツハマーは、インスタレーションを設置するために展覧会前に美術館に来ましたが、それ以前にも栃木を訪れていたそうです。

大谷石採掘場跡地

宇都宮市西部の大谷石採掘場跡地、足尾銅山跡地の地下空間に深い感銘を受けたそうです。

また、県内では竹工芸が盛んですが、今回の展示にも竹を使った作品が展示されています。それは県内の工房の協力によって作られました。

ネッツハマーは大いなる空洞に魅かれたとのこと。竹もまた、その内部に空間を保有しています。また、彼は地下に潜る映像作品も発表していますがそれは自分自身の内部に思いをはせることにつながるのではと、勝手に解釈しました。

ぎゅうぎゅう詰めな状態ではなく虚ろな広がりも重要なもの。ゆとりがないと吸収することもできない、そんなことも感じました。

美術館内の会場に至る廊下の、透明すぎて鳥や人も!ときどきぶつかるガラスにも彼のドローイングが施され、外のオルデンバーグの作品といい感じにコラボしていました。

線が見にくいですがガラスにご注目を

ロビーのインスタレーション。竹が使われています。回転するプロペラに映像が流れていますがよく映りませんでした。

回転する竹のインスタレーション

by まつりん

別れと出会いの季節にふたご座のお話

3月も半ばになりました。
高校・中学校ではもう卒業式は済み、来週はほとんどの小学校で卒業式が行われるようです。
そのあとは在校生の終業式(修了式)、そしていよいよ春休みですね。私の子ども時代は春休みでも宿題がありましたが、学年が変わるせいか、今は出さない学校が多いと聞きます。子どもたちにとってはうれしいことですね!

卒業・入学・進級・就職・引っ越しや、社会人では職場の異動などで環境の変わる人も多いことでしょう。
親しい人との別れがあったり、新しい人との出会いがあったり…そう、春は別れと出会いの季節です。

そんな別れと出会いの季節、ようやく寒さが和らいでくるこの時期に、久しぶりに夜空に目をむけてみようと思います。

晩ごはんを食べ終えたころに頭の上を見上げると、明るい星がふたつ、並んでいるのが見えるでしょう。これが星占いの星座にもなっている、ふたご座の星、カストルとポルックスです。ギリシャ神話に出てくる双子の兄がカストル、ちょっと明るいほうが弟のポルックスです。

ふたりはとても仲が良く、ふたりで様々な冒険や戦いに挑み実績をあげた英雄でした。ところがある戦いで、カストルが敵にやられて命を落としてしまったのです。残されたポルックスは、たいへん嘆き悲しみました。実は彼らは、大神ゼウスとスパルタの王妃レダの間に生まれた双子で、兄のカストルは限りある命の人間の子、弟のポルックスは神の子であったため不死身でした。

ポルックスは自分の命と引き換えにカストルを蘇らせてほしいとゼウスに願い出ましたが、それはかなえられませんでした 。
そこでふたりの永遠の別れを不憫に思ったゼウスは、ふたりを天に上げて星座にし、1年のうち半年は一緒にいられるようにしてあげた、というお話がギリシャ神話に伝えられています。
(ものすごく簡単に説明すると、ふたご座は寒い時期に見える星座で、暑い時期には見ることができないから。)

今は距離的には離れても、LINEやメールでいつでも連絡の取れる世の中になっています。とはいえ、親しい人とリアルに会えなくなるのは寂しいものですよね。せっかくのSNSなのですから、間違った使い方ではなく、安全に有効活用したいものだなあ、と、なぜがふたご座を見上げながら思います。今はこんな時代なのですね。

(Iris)

不登校の子どもたち

昨日、定期総会後にNPO法人キーデザイン代表理事の土橋雄平さんを講師にお招きして研修を行いました。

キーデザインさんは不登校の子どもたちの支援、そしてその親たちへの相談支援、居場所や親の会の情報を掲載するサイトの運営など不登校に特化した活動は多岐にわたります。

チャイルドラインにも不登校や、学校に行きたくないという子どもたちの声が届きます。

土橋さんの子どもたちへの向き合い方や、お話しされた「私たちは港、いつでもそこにある休憩所で燃料補給、情報共有ができる場所。」これは子どもにかかわる大人として、チャイルドラインにも通じることだと感じました。

子どもの遊び場に変化

今朝の新聞に、公園でボールの使用が禁止になったり、遊具が健康器具に変わったりしている。「安全重視」のあまり遊びを制限する動きがある、とありました。

私の子育ては、子どもの遊びに関しては自由だったと思います。兄弟3人田んぼや道路でよく遊んでました。

ただ、よそのお子さんを預かったとき、もし、もし孫ができて孫を預かったとき、同じように自由にさせられるかというと自信がありません。

この問題は、つきつめてみると、子と大人の信頼関係、大人と大人の信頼関係の問題、といえるのかもしれません。

ハンドルネーム きりさん

H3ロケット2号機打ち上げ成功

今月17日 JAXA(宇宙航空開発研究機構)は日本の新型主力ロケット「H3」2号機を打ち上げ、所定の軌道投入に成功しました。

本当にうれしい!

世界の宇宙開発競争は激しさを増し、日本はその中で苦戦を強いられています。そして、去年の打ち上げ失敗には、関係者はもちろん、見守り、応援したたくさんの人々も、がっくりと肩を落としました。

でも、なんと、それを1年で挽回。素晴らしい快挙となりました。何があっても、何度、失敗しても倦むことなく研究を続けた開発チームの皆さんのパワー。昨今、気分が沈みがちなニュースが多い中、本当に勇気をもらいました。

開発に関わった東京理科大学の小笠原宏教授の「これでようやくスタートライン」という言葉に研究者の厳しさ、頼もしさを感じました。子どもたちにも素晴らしいエールとなったのではないでしょうか。

(まつりん)

明日はバレンタインデー

バレンタインデーは、もともとは欧米で、恋人や親しい人々との愛を祝う日とされていたそうです。それが、日本ではいつのまにか「女性から男性へ愛の告白としてチョコレート(これを“本命チョコ”という)を贈る日」となったのだとか。
ですが、チョコレートへの思いも、時代とともに変わってきているようです。

日本でバレンタインデーが浸透するとともに、「義理チョコ」なる風習も発生しました。日頃お世話になっている男性に、感謝を込めて(愛の告白は関係なく)チョコレートをプレゼントする、というものです。はじめのうちはそれなりに、世間に受け入れられていたように思います。けれどいつしかそれが、「義務感」や「強制」など贈る側の女性の大きな負担を招きました。贈られる男性にしてみてもホワイトデーにお返しをしなければならず、しかもそれが社会人、職場の上司となると、当然バレンタインデーにもらったチョコレートよりも格上のもの(=お値段の高いお菓子)を個別に用意しなければならないという、これはこれで大きな負担でしょう。小学生にしても、息子がチョコレートをもらったのはいいけれど、ホワイトデーにお返しを用意するのは、ママの役目です。ママさんたち、かわいい息子のためとはいえ、お疲れさま。

そんなこんなで、「義理チョコ」よりも気軽に友達同士でチョコレートを贈りあう「友チョコ」が広く世間の女性の支持を得るようになり、今では日頃頑張っている自分へチョコレートを贈る「ご褒美チョコ」へと発展しているのだとか。

チョコレートにかぎらず、世の中とはこんなものなのでしょう。もともとは「ちょっといいかな」「おもしろそうだな」から始まり、やってみて不都合を感じたらより良いほうへ向かっていく。そのときの時代に合うように、なっていくものなのでしょう。

バレンタインデーで思い出すのは、もうひと昔前のことになりますが、ある高校2年生男子と話していたときのこと。彼女いない歴=年齢の彼は、バレンタインデーのチョコレートが欲しくてたまらない(もっと言えば、告白されたい)。でも、いまだにもらえない。「義理チョコ」でいいから欲しい。そこで私は、言いました。「いつか就職したらきっと職場の女性たちからもらえるわよ、義理チョコを」。

でも、今は「義理チョコ」を贈るのは、下火になっているのだとか。果たして彼は、「義理チョコ」をもらえたのだろうか? いや、素敵な女性から、「本命チョコ」をもらえることを祈ろうと思います。

(Iris)

広報誌

広報誌第35号が発行されました。

2023年後半に参加したキャンペーンやイベントの報告など、私たちチャイルドラインとちぎの活動が書かれています。

新型コロナが5類感染症へ移行したことにより、4年ぶりに復活したイベントもあり、たくさんのイベントに参加しました。

講演会やチャリティゴルフコンペなどのお知らせもあります。

こちらからご覧になれます。

よろしかったらご覧ください。