混乱の中でスタート

 心新たに希望に満ちたはずの新年度ですが、世の中は新型コロナウィルスの影響で緊急事態宣言が出され、外出自粛、自治体はじめあちこちでイベントや行事が中止になっています。チャイルドラインとちぎでも例外ではありません。4月の理事会は、初めてオンライン(Zoom)で行われました。

 早く収束し、安心して暮らせる日が来ますように祈るばかりです。

巴波川の鯉のぼり

 例年なら観光客でにぎわう古都栃木市(北関東の小京都ともいわれる)ですが、コロナの影響で外出自粛、いくつものイベントが中止になりひっそりしています。

 そんな中、表通りから1本裏へ入ったところに流れる巴波川。そこにかかるのは、大勢の鯉のぼりです。

 頑張れ!鯉のぼりたち!

 ところで「巴波川」は何と読むでしょうか? おわかりの方はコメント欄に答えを書き込んでくださいね。(*^_^*)

新年度

2019年4月1日(月曜日)

今日は2019年度最初の開設日です。

そして、新年号「令和」が発表された日でした。

明るい未来に希望を感じました。

これからの世の中が平和でありますように。

そして、チャイルドラインがますます発展しますように。

オンライン(チャット)相談

8月29日(水)、30日(木)

ついにチャイルドラインとちぎ初のオンライン(チャット)相談が行われました。二日間で総勢20名の受け手、支え手が参加しました。初日は、この日のために、大阪とんだばやしの石川さんが来てくださり、いろいろアドバイスをいただけたのは、とてもありがたかったです。おかげさまで二日目は、”とちぎ”のスタッフだけで、スムーズに実施することができました。

なぜこの日程になったかというと、近年、2学期の始業式前後が子どもの自殺が最も多くなる、という実態があるからです。

初日、定刻になりパソコンを開いてみると、開設時間よりも前に、何人ものユーザー(子ども)がアクセスしており、何は1時間も待っているユーザーも! まだ限られた人数かもしれませんが、確実にこのオインライン(チャット)相談の存在が子どもたちに届いていることを知り、びっくりするやら、うれしいやら。

そして、次から次へと入って来るユーザーに、受け手の人手不足や常設化の必要性を痛感したしだいです。”とちぎ”では、受け手用のパソコン3台がフル稼働でした。

オンライン(チャット)相談のための研修

8月18日(土)~19日(日)

オンライン(チャット)相談を実施するための受け手研修が二日に渡り、行われました。東京の支援センターからは、前代表の神さんはじめスタッフの方が講師として”とちぎ”(チャイルドラインとちぎ)までご足労くださいました。

トライアルではありますが、日本のチャイルドラインとして初めてオンライン(チャット)相談を開設したのが3年前、東京でのこと。当時の”とちぎ”では、もともとの活動が「電話で子どもの声を聴く」だったので、「インターネットでの対応なんて考えられない」「そもそもパソコンを使えるだうか」といった消極的な意見が多かったのですが、時代の流れ?意識が変わった?一足早くオンライン(チャット)相談を実施した他拠点のチャイルドラインに刺激を受けた?のでしょうか、ついに「”とちぎ”でもやろう‼」ということになりました。そして、この日の研修という運びになったわけです。

研修では、オンライン相談の趣旨、受け手としての心構え、実践例の他、受け手とユーザー役(=利用者、チャット相談サイトにアクセスしてくる子ども)に分かれて、模擬体験などが行われました。

19日夕方からは、支え手のための研修です。こちらも基本は受け手と同じですが、支え手としてオンライン(チャット)相談に使用するパソコンの設定など、ハード面の準備が必須です。

実際にやってみないとわからない部分も多いと思いますが、電話が苦手な子どももいることは確か。これからはチャイルドラインの活動は、電話とオンライン(チャット)の2本立てになりそうです。

 

宮まつりに参加しました

8月5日

宮祭り2日目、
大和ハウス工業さんのご厚意でピザ焼き🍕ボランティアに参加させていただきました🙋

表参道スクエア セブンイレブン横のブース

チャイルドラインとちぎのメンバーは、
2日間4交代で
ピザ生地伸ばしやトッピング
販売と大奮闘してきまし?た!!👩🏻‍🍳

後ろ姿しかお見せできないのが残念^ ^

 

毎年売上金は
宇都宮市社会福祉協議会などに寄付しているそうです。

ボランティアで参加していた小山高専女子サッカー部員さんたち⚽️と一緒に、女子トークしながら?
いっぱい手と口を動かしましたよ。

毎年楽しみにやってくるリピーターさんも多い、本格焼き窯で作る美味しいピザ!!

2日間でなんと600枚!!
売り切れ必至のピザ🍕

今年食べ損なった人は来年是非是非
早めに来てくださいね!!

又チャイルドラインのスタッフは、今年も警護のボランティアとして2日間参加もしました。

研修「とちエールと子どもの現状」

7月8日(土) コミュニティ・センターにて、「とちエールと子どもの現状について」のテーマで研修がありました。(公開講座ではなく会員対象の内部研修です)。「とちエール」とは、済生会宇都宮病院内に設置された正式名称「とちぎ性暴力被害者サポートセンター」のことです。

私たちチャイルドラインには、いろいろな相談の電話がかかってきます。その中には性についての相談もあります。私たちも、性被害の実態やその対応についても知っておく必要があると思い、性をとりまくテーマで研修を行うことも少なくありません。

実は、栃木県でも性犯罪、性暴力被害を受けた方(女性とは限らない、少数ですが男性の被害者もいるそうです)を、1か所で支援できるように”ワンストップセンター”をつくろう、という講演会があったときに、私たちチャイルドラインとちぎのメンバーも有志で参加しました。それが実現したという知らせを新聞で知ったとき、ホッとした思いがありました。

なぜ”1か所で”というのが大切なのか・・・ただでさえ傷ついているのに、もし、医療機関や警察などで何度も同じことを聴取されるのは、被害者にとってはたいへんつらいこと。1回で済ませられるならそれ越したことはない・・・という配慮のためです。

今回は、発足準備の段階から従事されている、栃木県済生会宇都宮病院地域連携課のソーシャルワーカーである荻津守さんより、このサポートセンターができるまで、そして実際にどのように活用されているか、今後の課題など貴重なお話しをうかがうことができました。ありがとうございました。(S.K)

 

フェスタmyうつのみや

5月20日(日) 毎年恒例のフェスタmyうつのみやに、今年も参加しました。ここ数年は、ずっと宇都宮城址公園が主な会場となっています。(宇都宮市民の日制定を記念したイベントです)

私たちチャイルドラインとちぎでは、「遊びの広場」の協力と模擬店で参加しました。模擬店ではくじの販売とアンケートを行いました。遊びの広場での参加証でくじが引けるというシステムです。(もちろんお金を払ってくじをひくこともできます)

五月晴れの芝生の上で、子どもたちも楽しんでくれたと思います。

また、模擬店だけでなくステージ発表の場も設けられ、多くのサークルが登壇していました。実は、チャイルドラインとちぎのメンバーもフラダンスのサークルでその晴れ姿を披露していたのですが・・・ここでご覧にいれることができなくて・・・残念です。(S.K)

第8回チャリティ・ゴルフコンペ開催

5月6日(日・祝) すっかり恒例となりましたチャイルドラインとちぎチャリティ・ゴルフコンペが、今年も新宇都宮カントリークラブで開催されました。幸い天気にも恵まれ、60余名のご参加をいただき、新緑の中でもプレイを楽しんでいただけたようです。

その後の表彰式や懇親会では、わきあいあいとした雰囲気のうちに親睦を深めていただけたと思います。この機会に、チャイルドラインへの理解を深めていただければ、幸いです。

この日のために、私たちチャイルドラインとちぎのメンバーも、企画、お誘いと募集、商品の寄付(メンバーたちが心をこめてラッピングしました)など準備をすすめ、当日、オレンジのオリジナルジャンパーでお客様をお迎えすることができました。参加者とフタッフのみなさんへ、と”レッドブル”を差し入れてくださったメンバーもいて、季節柄ありがたかったです。

また来年もこのゴルフコンペを開催できますよう、私たちも頑張ります!(S.K)

 

研修「ネットトラブルについて」

4月7日(土) 栃木県青少年センター“アミークス”にて、チャイルドラインとちぎの研修が、公開講座として行われました。今回のテーマは「ネット・トラブルについて」。講師は、全国Webカウンセリング協議会理事長の安川雅史さんでした。

安川さんからは、以前にもチャイルドラインとちぎで研修の講師をしていただいたり、他団体の講演を聴く機会がありましたが、いつもLINEやSNSでの危険性や、こそに巻き込まれた子どもがいかに大きな被害を受け、傷つけられ、ときには人生を変えられてしまうほどの被害を受けてしまうのか、ネット・トラブルの悲惨な実態を、力を込めて語られていました。そして、ネット社会の危険性やリテラシー教育の必要性を、強く訴えておられました。

公開講座のため一般の参加者も多く、最後の質問の時間には、実際に子どもがトラブルに巻き込まれたトラブルにどのように対応すればよいか、という質問も出ました。ネット・トラブルは、すぐ目の前で行われるものではないので実態が把握しづらいものですが、決して他人事ではなく、身近に起こりうることを実感しました。(S.K)