栃木県誕生150周年に思う

もうすぐ栃木県は、誕生150周年を迎えます。栃木県は1873(明治)年6月15日に、当時の栃木県と宇都宮県が合併して誕生しました。それを記念して、この週末、あちこちで式典やイベントが開催されています。(余談ですが、第14期生受け手養成講座も同時期に開催です。)

栃木県は関東地方の北部、南北に少し長い楕円のような形をしており、県のほぼ中央に県庁所在地の宇都宮市が位置しています。この宇都宮市に、私たちチャイルドラインとちぎの拠点があります。初代理事長が第1期生養成講座のときに、「受講生の皆さんが、栃木県全域から集まってくれたのがうれしい。」と言っていたのを思い出します。

かつて主催された全国フォーラムでチャイルドラインみえの方とお話ししたとき、みえの参加者がバスを借り切って千葉までやってきたとうかがって、「思い切ったことをやるなぁ!」とびっくりしました。三重県は南北に細長いので、各拠点でメンバーを乗せながら移動するのが、最も合理的な手段だったそうです。別のフォーラムの時には、長野県のチャイルドラインの方々とお話ししていて、次回のフォーラムの話題になりました。「長野県は観光地もあるし、みなさん長野で開催してほしいと思っているのでは?」とのお返事が、「いえ、無理だと思います。」でした。なぜなら「長野は各地域が山で隔てられているのでチャイルドラインも3か所に分かれています。だからまとまって活動するのは難しいんですよ。」とのことでした。

宇都宮市は、栃木県のどこからでも集まりやすいところ、恵まれた位置にあるといえるでしょう。この地の利を生かして私たちチャイルドラインとちぎは、研鑽を重ね充実した活動を実現していきたいと思います。

(Iris)

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