感染症にご注意を

このところ、まさに秋晴れという言葉がピッタリの、気持ちの良い晴天が続いています。それだけで、なぜがうれしい気分になります。

ですが、コロナ、インフルエンザそしてヘルパンギーナにプール熱。ようやく半年前にコロナによる行動制限が解除になったというのに、なぜ今こんなに感染症が流行するのでしょう。

原因は、コロナ禍では感染対策が徹底されていたため人間の免疫力が低下してしまい、その結果感染しやすくなったためと言われています。
その影響で、学校では学級閉鎖が増加しているようです。

一番つらいのは、もちろん感染した本人です。ですが、家族もたいへんです。
たとえば、学校や保育園、幼稚園などで具合が悪くなると、すぐに保護者に連絡がいき、保護者が迎えにいくことになります。今はお母さんも働いている家庭が多く、パートさんだと休んだ分時給が減ってしまいます。近くに祖父母など頼れる人がいればよいのですが、ワンオペ育児やシクグルマザーの方も少なくありません。

不幸にして、「あなたのせいで仕事を休むことになってしまった」「こっちも疲れているのに余計な手間をかけさせて」と、病気になった子どもに八つ当たりするお母さんの話を聞くこともあります。お母さんも苦労されているのでしょう。でも。子どもにとってつらいときに一番そばにいてほしいのは、「お母さん」ではないでしょうか。

苦しんでいる子どもに余計つらい思いをさせないように、お母さんが安心して子どものお世話ができるような社会の仕組み、福祉が実現できないものでしょうか。いつの世の中でも真っ先にしわ寄せがくるのが、弱い立場の子ども(と、お年寄り)だと思います。早く誰もが安心して暮らせる世の中に、なってほしいものです。

そして基本的なこと。感染を防ぐためには予防注射という手段もありますが、誰にでもすぐに取り組める予防法は、うがい、手洗いに尽きるといわれています。

今年も残すところあと1か月です。楽しい冬休みを迎えられるように、皆さま、感染症にご注意を!

(Iris)

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