道路清掃、廃品回収、SDGs

最近よく見かけるようになったのが、学校の活動で道路清掃している子どもたちの姿です。それは、小学生だったり、中学生だったり、高校生だったり。そういえば、昔からこういう活動はあったのに、しばらく目にすることがなかったのは、やはりコロナの影響で行動制限があったからでしょう。こういった社会貢献に取り組むのは、子どもにとってもいいことだと思います。間接的にでも、地域との接点になりますから。

地域の子供会では「廃品回収」(実施していない子供会もあるようですが)も復活したようです。不要になった新聞紙やペットボトル、古着などを回収してリサイクル、それで得たお金を子供会活動の資金源の一部にするのです。

先日、廃品回収の小学生がペットボトルを運びながら、「今、SDGsをやっているの!(私たち偉いでしょ、と得意げな感じ)」「これを集めて売ったお金で、子供会でディズニーランドに行くんだよ~」と、楽しそうに話してくれました。う~ん、そうか、この子たちにとってはこれも立派なSDGsなんだ。なんか微妙な気がしないではないですが。(^ ^;)

SDGsとは持続可能な開発目標。貧困、福祉、人権、環境、平和など世界のさまざまな問題を解決し、よりよい世界を実現するために国連が定めた世界共通の17の目標です。

学校でSDGsをどのように教えているのか、子どもたちがどの程度理解しているのかは不明ですが、こういうところからでも環境や貧困の問題に関心をもつきっかけになれば、それもひとつの手段でしょう。

本当に子供会の行事でディズニーランドに行くのかはわかりませんが、もし行ったら存分に楽しんで来てほしいと思います。その資金は、自分たちが廃品回収で体を動かして得た貴重なお金ですから。

(Iris)

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