星に願いを ~ペルセウス座流星群~

コロナ禍のため1年遅れとなった2020東京オリンピックが無事終わり、台風のため1日遅れで開会式を迎えた甲子園夏の選抜高校野球も現在滞りなく試合が行われています。うれしいことです。ですが、今日本は外出自粛・移動自粛、マスク着用必須(どれも当然のことですが)でどこも閉塞感につつまれていることでしょう。

ということで、今回はちょっと気分転換で空の上のお話を書いてみたいと思います

毎年8月12日深夜から13日未明にかけて、ペルセウス座流星群がピークを迎えます。つまり、流れ星が多数出現するのです。もし可能なら家族で夜空を見上げるのも、夏休みの楽しみのひとつになるのではないでしょうか。

といっても安全のため夜間屋外に出ることは積極的にお勧めできませんし、高い建物が多い都市部では空の広い範囲を見渡せないばかりか夜間照明が明るくてなかなか星の姿すら見つけることができないかもしれません。そもそも自然の現象なので、天気が悪ければそれでアウトですが。

でも、もし天気が悪かったとしても、雲の上では確実に流れ星が飛んでいるはずです。ペルセウス座流星群の母天体はスイフト・タットル彗星。133年周期で太陽の周りをまわっています。この彗星が残していった塵が地球の大気圏に突入して光り輝き、流れ星となります。ですから、流れ星の発生は、下界の天気など関係ないということになるのです。

世の中がこんなときだからこそ、こんな様子を心に思い浮かべて、流れ星にたくさん、たくさん、たっくさ~~~ん!お願い事をしてみましょう。☆彡

参考

空と宇宙の境目はどこですか? | ファン!ファン!JAXA!

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