ふるさと宮祭りの思い出

いつもなら花火大会や夏祭りがあちこちで開催されるこの時期、昨年に続いて今年もコロナ感染症の影響で、ふるさと宮祭りが中止となってしまいました。50年余りの歴史を持つこの盛大なイベントは、もともとは宇都宮市青年会議所の創立10周年記念事業として行われたものでした。

会場となるのはJR宇都宮駅西口から延びる大通りです。子どもたちのパレードに始まり、山車やお囃子、おみこし、よさこい、郷土芸能、そしてたくさんの屋台とそこに集う人々…にぎやかな様子が頭の中に浮かんできます。夏、栃木県は雷が多くて有名で、このイベントも雷雨に見舞われるのが恒例でした(ちなみに栃木県民は雷を”雷様=らいさま”と呼びます)。そんな雷様もなんのその、雨が降っても撤収などありえない宇都宮のパワーはすごいものでした。

私たちチャイルドラインとちぎも、長い間このイベントにボランティアとして参加を続けてきました。担当は警備で、法被を着て沿道に立ち、人や自転車が車道に入り込まないように注意したり、道案内をしたりするのがお役目です。

それが数年前から、もうひとつ私たちに参加の場が増えました。ある企業様の厚意によりピザの屋台を出すことになったのです。開催中は猛暑の中ではありましたが、私たちは交代でひたすらピザを焼き販売しました。そしてその収益の大半をいただけることとなり、活動資金として大切に使わせていただきました。こういった形でも応援していただけるのは、本当にありがたいことです。この場を提供してくださった企業様、ピザを買ってくださったお客様に感謝です。私たちの活動は多くの皆さんによって支えられています。

早くコロナ感染症が終息し、来年は再びこの夏祭りが開催できますように、流れ星にお願いします。

(ふるさと宮祭りについて詳しくは 「ふるさと宮祭り」 オフィシャルサイトをご覧ください)

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