第12回子ども虐待をなくそう!県民のつどい

11月は児童虐待防止月間でした。虐待の問題は根深く、国や地域、行政、民間、それぞれの立場で取り組んでいて、何とかしなければという思いはひとつですが、悲しい事例が後を絶たない。報道されている事例が氷山の一角と考えると暗澹たる思いに打ちのめされそうです。私たちチャイルドラインとちぎは、子ども虐待防止ネットワークとちぎの参加団体です。県民のつどいも12年目になったかと感慨もひとしおですが、まだまだなんだという思いも新たになります。

今年も前回に引き続き、実際に虐待経験のある若い方たちが登壇し自分の言葉で語ってくださいました。その勇気に感激しました。その方たちが、実際うけられた経験は衝撃的なものでした。そして、「実際に虐待されている子が支援者のところに来てくれたなら、どんな言葉をかけたら?」という会場からの質問に、「まず、生きててくれてよかった!と、いってあげて欲しい」と答えていらっしゃいました。その重みは本当にずっしりと心に響き、忘れられませんでした。

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