晩秋の伊勢路とふれあいの旅 全国フォーラムの思い出 番外編(1) 

何やらテレビの旅番組のようなタイトルですが。

これは、10年前三重県津市で開催されたチャイルドライン全国フォーラムinみえの終了後、決行した自主オプショナルツアーのお話です。

この時のフォーラムは、とちぎから二つのグループに分かれて参加しました。前日に夜行バスで東京を出発し、当日午前中に伊勢を観光、翌日のフォーラム終了後にすみやかに帰路につく強行軍グループと、当日朝の新幹線で現地に向かい、フォーラム終了後に伊勢市に1泊して観光するという、“自称セレブグループ”(笑)です。

私は西のほうには親戚がいないため、ほとんど縁がありません。この機会にぜひ伊勢神宮を訪れたい!と有給休暇をとってセレブグループに参加しました。

夕方伊勢市に到着した私たち。このあたりを歩いていて気が付いたのは、民家の玄関にかけられたお正月のしめ飾りです。こちらでは年間を通して飾っておくのだそうです。さすが伊勢神宮のお膝元です。それからレトロな雰囲気の宇治山田駅。まさかこのようなところで、こんな素敵な洋風建築に出会うとは。聞けば、皇室が伊勢神宮参拝の折に利用される駅だそうです。

さて、旅の楽しみのひとつは食べ物です。夕食はホテルで教えてもらった“海の幸がおいしい”と評判の居酒屋さんへ。個室で伊勢エビのフルコースを堪能しました。おいしいものを食べると、それだけでHappyになります。まさに「生きててよかった~!!」という感じです。

(そんなとき、私の携帯電話が鳴りました。その番号を見て私は嫌な予感がしました。そして気がつかなかったこと…スルーしたとも言う…にしました。

でも、ホテルに帰るやいなや、すぐに携帯を手にしたことは言うまでもありません。当時私は学校につとめており、月曜日は自分の授業があったので、「生徒たちには自習として課題をやらせてほしい」とプリントしたものを代理の先生に渡してあったのです。その先生が、生徒から質問が来た時のために、と、ご自分でも問題をやってみたところわからない部分があったので、電話をしてきた、というわけです。そんなこんなで20分くらい話していたでしょうか。その先生には、本当に申しわけないことをしました。

このことがあったので、全国フォーラムinふくしまの時に実施された“東日本大震災の被災地をめぐるスタディツアー”参加を、泣く泣く断念したしだいです。私は福島県にはちょっと縁があり、本当は参加したかったのですが…。まあ、“学校あるある”ですね。) 

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