晩秋の伊勢路とふれあいの旅 全国フォーラムの思い出 番外編(4) 

ここですごいサプライズが! お世話になったBさんに「今日はありがとうございました。おかげさまでとても楽しい旅行でした」と私たちセレブグループ(笑)仲間のCさんがお礼の電話を入れたところ、ぜひ案内したいところがあるから、とかけつけてくださったのです。そこは地元の人しか知らない場所、神宮司庁宇治工作所のイチョウ並木でした。黄色のアーチがとてもきれいで、この旅の最後を飾る記念の一コマとなりました。こうして私たちは伊勢市を後にしました。

Bさん、年を重ねた”くまのプーさん”のようなあったかい雰囲気の方。「もてなしの心」を私たちにプレゼントしてくれた運転手さんです。子どもたちにも心温まる出会い、体験をたくさん積ませたいと思います。きっと人を信じる心も育つことでしょう。

Bさんには、「何かお礼がしたいので…」と住所をお聞きしたのですが、どうしても教えていただけませんでした。そこで後日、仲間のDさんが、お礼の品として栃木県や宇都宮の名産をいくつか取り合わせて、Aタクシーあてに送りました。その中には、黄鮒(きぶな)※の置物も入れておいたと言います。コロナ禍の現在、Bさんの消息は知る由もありませんが、元気に過ごされていることをお祈りいたします。

※黄鮒(きぶな) 黄色の鮒の郷土玩具。昔天然痘が流行したときに、黄色の鮒(ふな)を食べた病人が無事に回復したという伝説がある。無病息災を願って飾られる縁起物。

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