晩秋の伊勢路とふれあいの旅 全国フォーラムの思い出 番外編(3)

フォーラムの懇親会の時から感じていたことですが、このあたりの味付けは、北関東とはちょっと違います。「遠くへ来たんだなあ」と思いながら朝がゆ定食を食べ終え、荷物をまとめてホテルをでました。

いよいよ、伊勢神宮(内宮)へ向かいます。日本人なら一度は訪れたいパワースポット「伊勢神宮」で良い“気”をいっぱいいただこうと、私たちははるばるここまでやってきたのです。紅葉が映えています。五十鈴川にかかる宇治橋を渡り鳥居をくぐって、まずは手水舎で作法にしたがい手をお清め。次いで御手洗場のせせらぎで川の水を掬い、さらにお清めします。ひんやりとした空気の中、玉砂利を踏みしめて参拝、ご祈祷を受けました。厳粛で、すがすがしい気持ちになりました。

この日の昼食は、五十鈴川沿いの豆腐料理のお店にしました。店内には、大きな竈から薪のにおいが立ちのぼっています。昔の田舎の土間を思いおこさせ、ほっとさせられる気分です。それが大豆の味わい豊かなランチとデザートの豆腐アイスクリームのおいしさを、さらに一層ひきたてていました。昨夜も書きましたが、美味しいものをいただくと、それだけで幸せな気分になれます。

そのあとは、おはらい町通りでのんびり散策したりお土産を買ったり、それぞれにすごしました。私は神具のお店で、「火打石」を買いました。これは10年たった今でも我が家の玄関に常備され、使われています。

(実は夜行バスの強行軍グループも、早朝現地到着~1時にフォーラムが始まるまでの時間を利用して、お伊勢参りの弾丸ツアーを決行していたのです。伊勢神宮下宮・内宮参拝はもちろん、おはらい町で持って歩くには重い地酒をお土産に買い、名物の赤福餅や伊勢うどんもシッカリいただくという、かなりのハードスケジュールだったとのことでした。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です