勝手姉妹郷

最近出た雑誌で「久しぶりの海外は、まず台湾から始めよう」という特集が組まれていました。エキゾチックな旅行気分と、親戚の家のような居心地のよさの両方を味わえる台湾が、このタイミングに最適な旅先というのもうなずけます。

 台北にほど近い桃園市の大渓(DAXIダーシー)という街をご存じでしょうか。木工業と水運で古くから栄えた町ですが、伝統を大切にする姿勢も、往時の町並みが残る「老街」のノスタルジックな光景も、毎朝開かれる朝市のエネルギッシュなにぎわいも、現代の生活にセンス良く溶け込んでいて、益子との共通点や見習いたい点もたくさん感じます。

 昨秋、縁あって大渓と益子は「勝手姉妹郷」という民間の交流宣言を締結。そしてこのたび、大渓のまちづくりの一翼を担うC houseの皆さんを、益子の地域コミュニティ・ヒジノワがお迎えすることになりました。

題して「フレンドシップクラフトウイーク」。大渓の皆さんとともに益子参考館を館長・濱田友緒氏らのレクチャーを受けながら見学できる参考館ツアー(5月20日)をはじめ、starnet ZONEを会場に行われるC house代表・陳美霞さん講演会「大渓に学ぶ、風土に根ざした創造性あふれる古建築と木藝のまちづくり」(通訳付・5月21日)や、大渓の観光案内やC houseの服飾ブランド「茶杉」等を販売するDAXI STORE@益子の開設(5月12日~22日)などを計画しています。

 「なになに?」と思った方。掲載のフライヤーほか、ヒジノワCafé&SpaceのWebやSNSをのぞいてみてくださーい。(ハンドルネーム・ちゃわん)

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