チャイルドラインとちぎも団体として参加している「こども虐待防止ネットワーク」による県民の集いが行われました。参加した受け手さんが感想を寄せてくださいました。
令和2年11月1日(日)
パルティ ホール
主催 子ども虐待防止ネットワークとちぎ
認定NPO法人青少年の自立を支える会
テーマ「虐待を受けていた当事者が語る」
についてお送りします。
1どんな流れで行われていたか
開会の言葉
主催者代表:社会福祉法人養徳園総合施設長 福田雅章さん
講演
認定NPO法人だいじょうぶ理事長 畠山由美さん
テーマ「体罰禁止の法制化」
座談会
登壇者4名(男性2、女性2)
司会:福田雅章さん
テーマ「虐待を受けていた当事者が語る」
閉会の言葉
青少年の自立を支える会理事長 星俊彦さん
以上のような流れで13:30〜15:30 で行われました。
2内容
畠山さんの講演
体罰禁止国、日本は59カ国目 2019年6月に成立、2020年4月施行
の背景にあるものを語られ、改めて体罰とは、体罰の6つの問題性(添付)
を説明されました。
座談会
(いくつかコメントを記述します)
・子どもに対して虐待は絶対したくない、と思いつつ、手をあげてしまった。
私は愛されなかったのに、この子は愛されている(愛そうと自分がしているにもかかわらず)ことへの嫉妬があった。
・大人のなんでも言って!(私は何でも受け入れるから)という熱がウザい。
あまり踏み込んでほしくない、ある程度距離をとってほしい。
・空気を読む力は尋常ではない、プロレベル。いつも他人の顔色を伺っている。
・同情はじゃま。他の子と違う対応されるのはイヤ、対等で。
・どんな時もとことん向き合ってくれた大人に感謝している。そのなかで、
ネガティブなことではなく、ポジティブ、というよりプラスのことを発信して
くれるといい。
3会場の雰囲気
終始なごやか。当事者ははじめ緊張していた様子でしたが、しっかり
自分の言葉で話してくれ、時折会場に笑いが広がる座談会でした。
4感想
座談会で、ありのままを語ってくれた4名の方に感謝します。
想像以上に本音をさらけ出してくれたと感じています。
以上です。