孫娘と一緒に登山をしようと、下見に朝日岳に行ってきた。
6時半に県営駐車場に着くも満車で、登山開始した時は7時半になっていた。45分ほどギボウシやノリウツギの咲く小灌木帯を進むと、突然に屹立した朝日岳と茶臼の急斜面が目に入る。その間に建つ峰の茶屋を目指してさらに歩みを進める。 意外に花の少ないこの時期に、ウラジロタデのみが白い花を花咲かせていた。
峰の茶屋を過ぎ、剣が峰を通過する。この辺りは、時期が合えばリンドウやトリカブトが咲いて美しい所だが、残念ながらまだ早いようだ。朝日岳の西側斜面に取りつくと急登となる。鎖場を慎重に抜ける、この辺りから初心者の彼女には無理かなと思い始めた。
ともあれ、朝日岳の西尾根まで来ると、左は三本槍に、右に行けば朝日岳山頂となる。山頂は360度の展望で、茶臼が大迫力で迫り北西に会津の山々、南には関東平野が広がる。
帰路は峰の茶屋から茶臼の北側をまき、のんびりと山麓駅をめざした。孫娘とは、ロープウェイを使い茶臼山頂のみにしよう。山を好きになってくれるように祈ろう。
(ハンドルネーム 道草)
※朝日岳へのアクセスや写真は、栃ナビなどいくつかのサイトで掲載されています。