警察庁の110番映像通報システム

表題のシステムの試験運用が今日、10月1日より始まりました。

これは、通常の音声ではうまく表現するのが難しい事件・事故の現場の様子を、スマホで映像を撮影→送信しながら通報できるという、画期的なシステムです。ただし、そのようなツールがあるわけではなく、110番通報してから通報者のSMSに送られてくるURLにアクセスして利用する、というひと手間がかかります。

チャイルドラインでの話というわけではありませんが、実際に虐待や暴力、理不尽な扱いを受けている子どもに助けを求められた場合、警察に駆け込むことをすすめる人(相談室を含む)が多い、と聞きます。

こういった行為は犯罪ですから、当然と言えば当然なのですが、当の子どもにとっては元々警察は敷居が高く、しかも「言ったところで信じてもらえない」(これが大きな問題ですね)とためらってしまう、と聞いたことがあります。

一方、たとえばDVなど夫婦・家族間の問題で、相手からの暴言・暴力の場面を録音・録画で残しておいたため、無事保護された、被害届を出すことができた、離婚が成立したというケースもあるそうです。

今の時代、(年齢にもよりますが)スマホを持っている子どもは多いです。子どもが災難から救出される手段の一つとして、このようなシステムがあれば役に立つかもしれない、と、このニュースを聞いていて思ったしだいです。

スポーツの秋

スポーツの秋。今年の国体は栃木県で開催です。

「いちご一会とちぎ国体」の会期前競技が昨日まで開催され 、競泳をテレビで観戦しました。

栃木県の選手が大活躍!!ですが、今大会の競泳では東京オリンピックにも出場した選手が多く出場していてとても見応えがありました。
ですが、テレビでの放送に気づいたのが遅く 見逃したレースも。残念。

息子が競泳をやっていたこともあり、観戦に思わず熱が入りました。

これから開会式やいろいろな競技が始まります。

国体の後は、全国障害者スポーツ大会、冬には冬季国体が栃木県で開催。

スポーツで盛り上がりますね。

死にたいっていわれたら・・

チャイルドラインでは会員たちの研修に力を入れています。日々変化する毎日、子どもたちの暮らしや使うツールも変わるので、私たち自身もアップデートが必要・・。そして、相反するようですが、初心を忘れない、ということも大切だと思っています。積み重なる経験は何よりの勉強ですが、やはり、「慣れ」には気を付けなければいけないのです。

ところで、夏休みが終わるこの時期、つらさもマックスになる子どもたちがとても多いのです。9月1日が子どもが自殺する人数が多いという統計が発表され、私たち大人は驚き、何とかしなければといろいろ考え、それは今に至っております。チャイルドラインでもいつも以上に体制を強化し日程指定のオンラインを毎日つながるようにしてキャンペーンを行ったばかりです。

そして、ちょうどその時期に、私たちは、会員向けですが東京家政大学の杉山先生をお迎えして「電話相談の基礎 死にたいと訴える子どもへの対応」と題した研修会を開くことができました。前回はZoomでしたが、今回は実際に対面での研修が実現しました。

カウンセリング全般に造詣深く、教育現場の悩みにも詳しい先生のお話から、また改めてたくさんの気づきをいただきました。自死に関する対応について、考え直さねばならないことなども、分かりやすく説明していただきました。そして、アクセスしてきてくれた子から学ぶ謙虚さを忘れてはいけないということも心に残りました。どの子にも幸せになる権利があり、私たちはその手伝いをしたいと願っているのです。そして、私たち自身も幸せでありたいと思います。

そんなわけで、今日も何かしらできることをしよう、と思っています。

ブン太くんに叱られた

これは数年前、私が東京へ遠距離通勤していたころのお話(実話)です。

―――――――――――――――――

当時の職場は、我が家から電車で1時間半はかかる場所だった。しかし不幸中の幸いとはこのことか。乗り換えなしの1本で行けたし、行きも帰りも始発に近い駅から乗れたので、適度な揺れが心地よく、特に朝は睡眠不足を解消するちょうどよい時間だった。眠っていない時は、スマホでニュースを見るか、音楽を聞いていたりした。

ある日、私はふとしたきっかけで、こともあろうにスマホのゲームに手を出してしまった。ほんの暇つぶしのつもりだったのが、はまってしまった!! ステージクリアしたときには、日常生活で久しく体験していなかった達成感を味わい、ミッションを攻略してアイテムを手に入れるのも面白く、子どもたちが熱中するのもよくわかった。そして、家にいるときも時間があれば、ゲームをするようになってしまった(けれど、そこはいい年齢をした大人、さすがに羽目をはずすところまではいかなかったけれど…と、自己弁護)。

ある日曜日の昼下がり、私はリビングでゲームを始めた。ここで登場するのが我が家の愛犬ブン太くん、スパニエルの男の子、5歳である。ブン太くんは私に向かってさかんに吠えている。「どうしたの? 庭にネコでも来たのかな? 誰もいないよ」 ちょっとなだめてまたゲームに戻る私。「ちょっと待ってて。今大事なところなんだから」 マテをさせてもすぐにまた吠え始める。何か怒っているようだ。「ブン太! 静かに!」。どうやら私がゲームを始めると、吠え始めることがわかった。

ワン、ワンワンワン、ウ“~ワンワン(※ブン太の心の声:何しとんのや、オカン。ゲームなんかやったらアカン。はよ、やめい!ゲームはオワリや!)

しかし、ゴールまであとちょっと、ここで引き下がるわけにはいかない。オバサンのプライドがゆるさない。

そこで私はスマホを持って2階の子ども(もう家を出て自立している)の部屋へ行った。そしてベッドに寝転がり、続きをやった。ほどなく無事に攻略。欲しかったアイテムを手に入れて今日の目標は達成、ここでゲームをやめた。

そして、思った。うちの子もこんな感じでゲームをやっていたんだなあ、と。リビングのソファでテレビをかけながらゲームを楽しんでいるときに、「いつまでゲームやってるの! ちょっとは勉強しなさい! そんな時間があったら部屋を片付けなさい!」と言われ、スマホを持って2階の自分の部屋へ消えていった我が子。ゲームが悪いなんて言っていない。ただ、けじめをつけてやってほしかっただけなのに。

ブン太くんに叱られて、私は我が子の気持ちがよーくわかった。

でもね、いくら気持ちがわかったと言って、「いつまでも好きなだけゲームやってていいのよ。朝起きられなくたって、学校休んだってかまわないよ。」なんて、やっぱり私は言えない。それが親というものではないだろうか。

―――――――――――――――――

さて、ブン太くんに叱られた真相は…

ブン太は私がゲームをしていることを怒ったのではなく、私がスマホを手に楽しそうにしているのを見て、ヤキモチを妬いたのでしょう。「そんなヤツをかまっとらんで、ワシと遊んでよ」と言っていたのだと思います。もちろんその後、キャッチボール(ボールを投げて”持ってこい”)をして遊んであげました。

※ブン太は関西出身。心の声は、「方言・関西弁変換ソフト」を使用しました。

聴かせてほしいあなたの声

どんなことでも大丈夫。

あなたが話したいと思った気持ち、電話やチャットでチャイルドラインに聴かせてください。


~チャイルドラインの約束~
・ヒミツはまもるよ
・名前はいわなくていい
・どんなことでもいっしょに考える
・イヤになったら電話を切ってもいい

電話代はかかりません
📞0120-99-7777

電話・チャットはこちらから  

https://www.cltochigi.org/

麻雀で家庭円満!

私には、80代後半の両親がいる。幸いなことに、二人とも達者に暮らしている。

睦まじい老夫婦か、というと、現実的には口喧嘩になったり、息がつまることも多いらしい。そんなとき、母が友だちから麻雀が認知症予防にいい、と聞いてきた。

実家には、麻雀があり、私も中学に入る前ぐらい前まで、毎年お正月3ヶ日は、家族5人でファミリー麻雀をしていた。年の離れた姉たちが大学生になると、それぞれ忙しくいつのまにかやらなくなってきた。

そういうわけで、夫婦2人で毎日麻雀をやっているらしい。あっという間に3時間ぐらいたち、暇つぶしにいい、とのこと。もちろん麻雀をやりながら口喧嘩もあるが、前より穏やかな関係になったらしい。

おととい、久々に実家に帰った。2日目の午前中、東京で大学生をしている長男もよんで4人で麻雀をした。35年ぶりの麻雀。自分でもびっくりするほど、覚えていた。そして、いやー楽しかった~。母が目を大きくして、大きな声ではしゃいでいる。父も機嫌がよさそう。長男は、マニュアル本を見ながらじっくり考慮。たわいのない会話も弾む。

ファミリー麻雀って、なんて楽しいのだろう。みんなで一緒のゲームをするのって、楽しい。これは、うちの3兄弟がテレビの画面を使って、スマブラを楽しんでいるのと同じなのかもしれない。

我が家にも麻雀ブームを引き起こそう。老後の楽しみにしよう。認知症予防と家庭円満のために。

朝日岳

孫娘と一緒に登山をしようと、下見に朝日岳に行ってきた。

6時半に県営駐車場に着くも満車で、登山開始した時は7時半になっていた。45分ほどギボウシやノリウツギの咲く小灌木帯を進むと、突然に屹立した朝日岳と茶臼の急斜面が目に入る。その間に建つ峰の茶屋を目指してさらに歩みを進める。 意外に花の少ないこの時期に、ウラジロタデのみが白い花を花咲かせていた。

峰の茶屋を過ぎ、剣が峰を通過する。この辺りは、時期が合えばリンドウやトリカブトが咲いて美しい所だが、残念ながらまだ早いようだ。朝日岳の西側斜面に取りつくと急登となる。鎖場を慎重に抜ける、この辺りから初心者の彼女には無理かなと思い始めた。

ともあれ、朝日岳の西尾根まで来ると、左は三本槍に、右に行けば朝日岳山頂となる。山頂は360度の展望で、茶臼が大迫力で迫り北西に会津の山々、南には関東平野が広がる。

帰路は峰の茶屋から茶臼の北側をまき、のんびりと山麓駅をめざした。孫娘とは、ロープウェイを使い茶臼山頂のみにしよう。山を好きになってくれるように祈ろう。

(ハンドルネーム 道草)

※朝日岳へのアクセスや写真は、栃ナビなどいくつかのサイトで掲載されています。

77回目の原爆の日を迎えて

1945年8月6日 午前8時15分  広島

1945年8月9日 午前11時02分 長崎

第2次世界大戦において、連合国のアメリカ合衆国が枢軸国の日本に原子爆弾を投下しました。人類史上最初、そして唯一の核兵器の実戦使用となりました。

その惨禍のすさまじさから、人類がもう二度と核兵器の脅威にさらされることのないよう今年も、重く深いメッセージが被爆地から発信されます。

私も8月6日と9日には戦争で犠牲となった方々に黙とうをささげ、そして今も原爆の後遺症に苦しむ方々に心よりお祈り申し上げております。

今年も、広島の平和記念式典では こども代表が「平和への誓い」を訴えました。代表を務めたのは小学6年生のバルバラ・アレックスさんと山崎鈴さんの二人でした。

「本当の強さとは、違いを認め相手を受け入れること。過去は変えられなくても未来は創ることができる。」子どもたちのメッセージは力強く、心に響きました。

被爆者も高齢化し、リアルな戦争を体験している方々も少なくなってきました。風化させてはいけない記憶です。

この平和への願いが世界に届きますよう、核兵器と戦争がなくなりますよう心から願います。

宇宙船地球号

 ロシアによるウクライナ侵攻で対立するロシアとアメリカですが、実はあるところでロシア人とアメリカ人がお互いを必要とし、協力しながら友好的に生活しています。

 そこは地球の上空約400kmにいる国際宇宙ステーション(ISS)。アメリカ、ロシア、日本、カナダ、欧州宇宙機関(ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ノルウェー、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリスの15ヶ国)が参加、運用して、宇宙空間ならではの実験や研究を行っています。昨年末までに、19か国から251人の宇宙飛行士がここを訪れました。宇宙に国境はありません。

 話は変わりますが、「SETI」という言葉を聞いたことはありませんか? SETIはもう60年も前からアメリカを中心に行われている「地球外知的生命体探査(Search for Extra Terrestial Intelligence)」のことです。早い話が、宇宙人探しですね。

 NASA(米航空宇宙局)によると、現在私たちの太陽系が属する天の川銀河には1千億個の星が存在し、そのうち生命が存在すると思われる惑星は、3億個くらいあると考えられています。ですが、未だに宇宙人との出会いには至っていません。宇宙人からのメッセージすら、受信していません。

 でも、今はそれでよいのではないでしょうか。なぜなら、宇宙人と出会う前に、まず私たち地球に住む人間同士がお互いにわかり合い、協力し合い、仲良くならなければけいないでしょう。
「宇宙船地球号」という言葉がありますが、よく言ったものだと思います。

ひまわり祭りは今年も中止です

そういえば、益子のひまわり祭りは今年はやるんだろうか。。。
「道の駅ましこ」近くに毎夏出現する5ヘクタールの広大なひまわり畑は壮観なのです。

調べましたら、残念ながらお祭り的な催しは今年も中止。ただ、6月に種まきは行っていて、ひまわり畑の観覧は可能。花の見ごろは8月中旬とのこと(新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言の発令などの状況により、観覧も中止になることもあります)。

今年度は秋のコスモス祭りも同様に中止。春に行われた小宅古墳群の菜の花・桜祭りも観覧のみだったようです。

会場は感染拡大予防ガイドラインに沿って運営していて、野外でもあるので、観覧は比較的安心してリフレッシュ気分を味わえるかも。
こうした季節の花々を何の心配もせずに楽しめる日々が一日も早く戻ってきますように。

*写真はいずれも数年前の様子

(ハンドルネーム:ちゃわん)